おっさんギタリスト、ここに現る(大笑)。

スペック
 モデル名  アイバニーズ GRG150DX
 カラー  CA(キャンディ・アップル)
 スケール  648mm (24フレット)
 ボディ材  バスウッド
 ネック材  ワンピース・メイプル
 指板  ローズウッド
 ピックアップ  ハムバッカー−シングルコイル−ハムバッカー
 ブリッジ  IBZ FAT10
 (シンクロナイズド・トレモロ)
 スイッチ  ボリューム/トーン/ピックアップ・セレクタ
 その他  シャーク・トゥース・インレイ
 ミラー・ピックガード
 購入価格  27,800円
 (アンプキット付/クロサワ楽器Yahoo!店で購入)

 

GRG150DXについて


  Ibanez(アイバニーズ)は、日本の楽器メーカー「星野楽器」のギターブランドです。
 エレキギターと言えば「Fender」と「Gibsun」が世界的にも有名なブランドとして認知されていますが、そんな中において
 Ibanezは世界でも有名なブランドで、特に若い人に人気。というのも「安くて良質」な商品が多く、本格的なストラトタイプ
 のギターが前述のメーカーよりも安価で提供されており、ギターに興味を持ち始める10代のフトコロ事情に柔軟に対応
 しているのが要因と思われます。とは言え商品において妥協点は一切なく、エントリークラスからでもハムバッカーや
 トレモロアームと いったパーツを惜しみなく装備しつつ、5万円も出せば質感やデザインもハイエンドクラスに負けない
 ギターが揃っています。
  また革新的な商品をリリースするメーカーとしても有名であり、世界初の7弦ギター(通常は6弦)を作ったり、多種多様
 なエフェクターを開発したりと、ラインナップの拡充に余念がない挑戦的なブランドです。
  Ibanezを愛用している主なギタリストとして、「ポール・ギルバート」が有名(注:同名の俳優さんがいらっしゃいますが、
 同一人物ではありません)です。ひょうきんなキャラクターで「日本一有名な海外ロックギタリスト」と言われており、親日
 家としても知られています(奥さまは日本人)。そんな彼のプレイテクニックは「超!」が付くほど秀逸!速弾きさせたら
 右に出るものはいないのでは?と思わせる程のテクニシャンです。
  さて、この年でギター初心者(爆)であるなんしぃがチョイスしたギターは、Ibanezが初心者向けに展開するブランド
 Gioシリーズの中堅機種、「GRG150DX」です。最初は販売店が独自に展開している抱え込み販売用ブランド(サ○ラ
 楽器の「SEL○ER」やイ○バシ楽器の「Ma○is」など…)で良いかなと思ったのですが、初心者とは言えやっぱりちょっと
 でも有名なブランドのものを所持したいなぁとささやかな欲求(=わがまま)に素直になるべく、安価で良質な商品を展開
 しているIbanezに白羽の矢がブッツリと刺さった、というわけです。同社の最安価モデル「GRX40A」を検討しましたが、
 ピックアップがS-S-S配列であったことと、価格が3,000円ほどしか変わらなかったことから、上位機種である「GRG150
 DX」に決定しました。
  しかしこの「GRG150DX」、とんでもなく人気商品のようで、どこの通販サイトでも「メーカー在庫切れ」。購入を決意して
 から納品まで、実に3カ月も待たされる ハメになります(辛かった…)。
  そんな苦労をして手に入れたMyギター、「GRG150DX」の詳細解説を行いたいと思います。
 (こんなページを作っているサイトって、個人HPでは唯我独尊だけかも!?)
 余談ですが、市場にはモデル名末尾に「X」が付かない「GRG150D」というモデルが存在しており、私も注文したのは
 「X」無しモデルのはずでしたが、着荷したモデル名は「X」付きでした。この2モデルの違い、判る方がいらっしゃいましたら
 ご享受ください…(ド爆)。

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ディテールチェック

  精悍なシルエット(←アホ?)
 アイバニーズの看板モデル「RG」のイメージ
 を継承し、廉価版モデルとは思えない品質
 だと思います(廉価版じゃなく、初心者向け
 ブランドの位置づけですが…)。
  ダブルカッタウェイは深く掘られ、シャープ
 な印象を与えると同時に、ハイポジションの
 プレイアビリティを追求しています。
  背面はシンプルな印象。ネックジョイントも
 ストラトのようなカバーもなく、質実剛健と言った
 感じです。トレモロユニットカバーも弦を通して
 ある部分に穴が開けられており、カバーを外す
 ことなく弦交換が可能となっています。
  ネックはメイプル素材で、コーティング剤など
 は使われていません。適度に滑るのでプレイ
 はしやすいですが、汚れやすいという欠点も
 無きにしも非ず…。まぁ私は初心者ですし、
 汚れるほど弾き倒すにはしばらくかかりそう
 です(爆)。
  なお、指板の幅は一般的なストラトと同等で
 すが、高さが抑えられている(=薄い)ため、
 初心者や手の小さな方にも弾きやすいと思い
 ます。
  表側のネックジョイント部分。24フレットも
 あるため、ボディ下部は深く抉られているのが
 判ります。
  ポジションマークは上位機種「RG」に倣った
 「シャーク・トゥース・インレイ」。実用性は「?」
 (パッと見、12フレットの位置が判りづらい)で
 はありますが、ライブなどでは目立ちそう!
  ヘッドは黒塗り。ブランドロゴが誇らしく(笑)
 プリントされています。トラスロッドホールには
 カバーが設けられており、見た目のスッキリ感
 に貢献しています。実際のトラスロッド調整は
 カバーを外す必要があるのでやや面倒では
 ありますが、そんなに頻繁に調整するもので
 はないため、気にしなくてもOK!かな。
  細かなポイントですが、ブランドロゴの背景
 ラインが公式HPの商品イメージにはないのは、
 仕様変更?
  ペグは一般的なクローズドタイプで、メッキ
 処理が施してあって質感が高く、回した際の
 節度もあって○。
  最初はどのペグが何弦なのか迷います(笑)。
  アイバニーズと言えば「Edgeトレモロ」ですが、
 初心者モデルのGRGは一般的なブリッジが
 装着されています。
  なお、トレモロアームは初心者の私には必要
 ないので取り外してあります(涙)。
  スイッチ類はボリューム・トーン・ピックアップ
 セレクタのみと、とてもシンプルな構成。
 他のストラト系と異なり、トーン調整が一つのみ
 というのはやや寂しいですが、アンプ側で調整
 しろ!とゆう事でしょうか(汗)。目盛りの印字が
 ないため、やや不便を感じる部分ですね。
  ピックアップセレクターは
 F(H)・F(S)+C・C・C+R(S)・R(H) の5ポジション。
 (F=フロント、C=センター、R=リア、
  H=ハムバッキング、S=シングル の意味)
 ハードロッカーはR(H)に固定!?
  ネックジョイント部分の抉れ具合。
 深さは十分かと思いますが、ボディが結構厚い
 のでプレイのしやすさはそこそこか!?
  くどいようですが、私はここを使い切る技量は
 全くありません(ド爆)。
  Gioシリーズは初心者向けブランドということ
 もあり、ソフトケース・ストラップ・チューナー・
 シールド・クロス・ピック(6枚!)が付属します。
 この辺の付属品が付く「初心者セット」は数多く
 ありますが、同一ブランドで揃ってるのはそんな
 にありません。人気商品になるのも頷ける…。

  私が購入したギターは左のアンプがセットに
 なっていましたが…正直、アカ〜ン(宮川風に)。
 出力が小さく(横に並べたWiiヌンチャクを参照)、
 ボディがプラスチックのためボリュームを上げる
 とビビり音が出て使い物になりません。ディス
 トーションをかけることができますが、何故か
 「HOT」スイッチでOn/Off切り換えするのみ。
 「エフェクタ買え!」と言われてるのでしょうか。
  注文時は別のアンプだったと思うし…モノを
 変えないで欲しいなぁ(怒)。

 

インプレッション


  ぶっちゃけ、語れるようなウデは全く持ち合わせていないのですが(ド爆)。
 手に取った感じはやや厚めのボディに「おおぅ」となりますが、ストラップをかけて構えると自然な感じに。ネック高が細く
 運指がしやすく、とても弾きやすいと思います。ペグも回しやすく、チューニングも容易。「初心者用」にふさわしい取り
 回しの良さですが、中級者が使っても不満はないと思います。
  音もストラトらしいスカッと乾いたサウンドですが、ハムバッカーはそんなに主張していない音…というか、シングルと
 あんまり変わりがないですね(爆)。まぁちゃんとしたアンプに繋いで、ちゃんとしたウデで弾けば変わりがあるのかも
 知れませんが…。
  本来であればプレイサウンドを録音し、サイト上で公開すればよいのでしょうが、弾けるレベルではありませぬ(恥)。
 ちゃんと弾けるようになったら、クリーン&歪みサウンドをアップしたいと考えておりますm(_ _)m

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